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リクルート

人材業界のリーディングカンパニーであるリクルートについて研究を行います。



  • リクルートは、リクルートホールディングスが持ち株会社とし傘下に各事業会社が属する持ち株会社制を採用しています。また、新卒採用もリクルートグループとして統合して通年採用で行っています。したがって、リクルートグループとしての研究とします。

    会社概要

    会社概要
    1963年設立(1960年創業)
    資本金 400億円
    従業員数 単体181名 連結約45,856名
    関連会社 352社


    事業内容
    HRテクノロジー、メディア&ソリューション、人材派遣の3事業領域。

    <HRテクノロジー>
    「Indeed」を主軸に、人材採用関連領域におけるグローバルでのオンラインHR事業を拡大
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    <メディア&ソリューション>
    国内外の販促メディア事業、HRテクノロジーを除くHR事業を統合した事業領域
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    <人材派遣>
    各国の派遣事業を統合した人材派遣事業
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    歴史

    1960年、日本の学生がまだ就職先を自由に選べなかった頃、「複数の選択肢のなかから自分の意志で就職先を選ぶ」という価値を提供するため、東京の西新橋にあった第二森ビルの屋上プレハブからリクルートはスタートしました。学生新聞の思想から生まれた大学生向けの求人広告集『企業への招待』のなかで、企業の新卒採用情報を広く公開し、オープンな就職マーケットの創造に注力してきました。その意志を引き継いで、社会におけるさまざまな情報をメディアを通して開放し続け、時代の変化やニーズに合わせて、個人と企業の新しい出会いを提案し続けてきました。

    1960年以降、人材メディアや人材派遣事業において多様な働き方を選べる時代を創出してきたノウハウを活用し、ライフイベントや日常消費の販促領域、例えば、住宅や結婚、旅行や飲食、美容といった分野においても、同じく情報を自由化し、個人が多様な選択肢から選べる世界の実現に貢献してきました。最近では各サービスのクライアントである中小企業の業務支援へと事業領域を拡大させ成長を続けています。そのなかで、紙メディアからインターネットメディア・スマートフォンアプリへ、さらには、クラウドを活用したSaaS (Software as a Service)型のサービスなど、ユーザー・クライアント双方のニーズやテクノロジーの変化に適応し、各サービスの磨き込みを続けています。

    現在では連結売上収益の46%を占める海外展開については、2000年代に入ってから加速させました。人材派遣事業では、2010年より米国や欧州、豪州でM&Aを行っており、グローバル規模で就業機会の提供に努めています。また、HRテクノロジー事業では、2012年にIndeedを、2018年6月にはGlassdoorの子会社化を行い、確立された各々のブランドでの運営を続けながら、求職者の就業機会をサポートするさまざまなサービスの提供に努めています。

    このように、リクルートグループの沿革は、ユーザーとクライアント双方の満足の追求によって、当社グループの売上や利益の拡大を同時に実現しながら、最適なマッチングによって世の中の「不」(社会の不満、不便、不安)の解消に寄与するビジネス拡大の歴史ともいえます。今後も、ユーザーとクライアント双方とのつながりを活かし、「一人ひとりが輝く豊かな世界の実現」に向けて、ユーザーとクライアントが出会う場(プラットフォーム)を磨き続けていきます。




    財務分析

    リクルートグループとしての連結の財務分析です。
    基礎データ
    売り上げ利益ともに安定して成長しています。売上が2兆円をこえており人材業界では圧倒的な最大規模です。
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    ※単位:億円
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    部門別収益
    じゃらんやSuumoで有名なメディア&ソリューションが最大の収益頭です。祖業である人材派遣も安定かつ着実に成長しています。新たに買収したIndeedを中心とするオンライン求人広告を中心とするHRテクノロジーも着実に拡大しています。
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    ※単位:億円
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    コンテンツ図示

    ※2018年度
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    地域別売り上げ
    意外かもしれませんが、海外売上が半分近く占めています。特に人材派遣とHRテクノロジーといった人材と企業を結ぶ人材マッチング事業において、グローバル化を推進しており、その成果が出ています。
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    ※単位:億円
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    ※2018年度
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    総じて、規模の大きさが特徴です。規模の面では圧倒的な業界No.1です。人材派遣を祖業としマッチングソリューションを提供する企業ですが、現時点では人材ではないメディア&ソリューション事業が最大です。




    企業ストーリー

    リクルートはグループとして、基本理念、ビジョン、ミッション、バリューズを定めています。
    基本理念

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    新しい価値の創造が基本であるということです。業界や領域にとらわれない自由で幅広く活動することがここから読み取れます。


    ビジョン

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    人が思いのままに生きていける世界を目指すという内容です。


    ミッション

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    そのために、「まだ、ここにない、出会い」を提供するとしています。ここから、何かと何かをつなぐマッチングをその事業の中心に置いていると考えられます。
    その具体的な形として、人と企業をつなぐ人材派遣事業を中心に、住まい・結婚・食事・美容といった生活の様々領域で、その人らしい人生となる未知との出会いをマッチングするサービスを展開しているのだと読み取れます。


    バリュー

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    これらのビジョンミッション実現のために、あっと驚くような新しいあたりまえを創ること、そのために好奇心と情熱を大切にして個を尊重しながら、社会の「不」を解消し社会に貢献すること、を大切な価値観として据えています。


    総じて、非常に創造性や革新を大切にしています。そしてそれを生み出すのは好奇心や個性や情熱であるとしています。ベンチャースピリット溢れる企業ストーリーです。


    企業ストーリーで使用される言葉を分類整理すると、下図のように表現することができると思います。
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    中期経営計画

    リクルートは、2019年に中期事業戦略を公表しています。資料内には具体的な対象期間の記載はありません。

    方針

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    目指すものとして、「人材領域と販促領域において、テクノロジーを活用したマッチング生産性のさらなる向上に注力する」としています。人事・販促領域のマッチングソリューション提供者としてさらに進化してくということです。


    戦略

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    人事・販促領域マッチングソリューション提供者としてさらに進化していく中で、特に、人材と企業をつなぐ人材マッチング(採用・派遣の統合的名称)市場に注力するとしています。

    その戦略としては以下二点です。
    ①テクノロジーを駆使し、人材マッチング事業全体でイノベーションを創出
    ②自らの革新と創造と進めながら人材マッチング市場におけるグローバルリーダーとなる


    施策

    そして、その実現のために、具体的な事業領域別の施策は下記のとおりです。中心は、オンライン求人広告事業「Indeed」の世界展開です。

    HRテクノロジー事業
    ・オンライン求人広告事業でグローバル展開をさらに推進
    ・人材マッチング事業で新規事業開発とM&Aを推進

    メディア&ソリューション事業
    ・広告事業の安定的な成長に加え、業務・経営支援サービスを分野横断的に拡充
    ・売上収益の安定成長と調整後EBITDAマージンの維持を目指す

    人事派遣事業
    グローバル規模で調整後EBITDAマージンの改善を目指す


    総じて、人材マッチング事業でのグローバルトップを目指して拡大・拡充を行う、その基礎そしてメディア&ソリューション事業・人事派遣事業で着実な成長とキャッシュの獲得を行う行うとしています。人材マッチング事業での拡大と既存事業の安定と、革新的というよりはバランスのとれた中期事業戦略です。


    求める人物像の推察

    求める人物像

    企業ストーリー、歴史、財務分析、中期経営計画を統合すると、求められている人材は、「新しい価値創造への挑戦者」です。マッチングソリューションにより人材領域を中心に、新しい価値を生み出していける人材です。
    そのためには、好奇心が旺盛で、情熱的で、個性的で、アイデアや発想が豊富な創造性をもち、新しいことを生み出す革新・挑戦を行うことのできる人物です。
    その意味で、まさに企業ストーリーの通りであり、企業ストーリーに深く共感できるか、そういった経験を行ってきたかが重要です。


    キーワード

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  • まとめ

    企業理解イメージ図
    これまでの概要、歴史、財務分析(ビジネスモデル)、中期経営計画、企業ストーリーを構造化し、イメージ図に落とし込むと下図のようになります。
    コンテンツ図示

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    クリエイティブ、情熱的、特殊といったイメージだと思います。新しい価値の創造、Follow Your Heart、情熱というような言葉がキーワードとなります。

    なぜこのキーワードになっているかというと、
    ①人材領域で次々と新しい事業を創り拡大してきた歴史
    ②メディア&ソリューションが中心のマッチングソリューション会社としての現状
    ③人材マッチング市場で世界一を目指す将来計画
    から、構成されたものです。

    そのような歴史・現在(財務・ビジネスモデル)・未来(中期経営計画)となっているのは、企業ストーリーが価値創造と情熱に中心をおいたものとなっているからです。


    業界内での志望理由

    企業分解イメージ図を踏まえ、現在・未来・企業ストーリーの3階層を焦点に、業界内で同社を志望すべき理由を考えます。


    1.人材業界No.1(規模No.1)


    (現在=財務状況から)人材業界規模No.1。メディア&ソリューション事業が強い。

    2.人材マッチング市場で世界一を目指すという独自の方向性


    (未来=中期経営計画から)人材マッチング市場で世界一を目指すという将来計画。

    3.創造性と情熱あふれる企業姿勢


    (企業ストーリー・未来・現在から)リクルートならではの創造的で情熱的なベンチャースピリット溢れる特殊な企業姿勢。





    宿題:各社のHP、IR資料、中期経営計画を熟読し、理解を深めましょう。



    【出典】:2019年12月同社HP、2019年12月まで発表の同社決算短信、中期経営計画、その他同社公表資料

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